2007/07/30

大御所の新作ラッシュ

マーカス・ミラー/フリー [][][][][]
マーカス・ミラーのサウンドが好きならば、買って間違いなし!
肩に力が入っていないエレガントなサウンドながらも、ものすごい気迫を感じる。
特に7曲目の「When I Fall In Love」が秀逸。途中から静かに16ビートに変化し、フレットレスベースとスネアで細かく刻むが、ハーモニカのメロディーが大きく力強く、しかも軽やかに流れる。一生という時間を秒刻みで見るような、切ないような、恥ずかしいような、緊張するような、そんな曲。今年のNo.1候補。

リッチー・コッツェン/リターン・オブ・ザ・マザー・ヘッズ・ファミリー・リユニオン [][][][--][--]
これも、リッチー・コッツェンのサウンドを聴きたければ買って間違いなしだと思う。ただ、マーカスの場合と違って、マンネリに聞こえてしまう。音作りも、ギターテクニックも冴え渡っているが、楽曲自体にキレが無いせいだろう。

プリンス/プラネット・アース [][][--][--][--]
私の場合、プリンスを聴くと言うことは、音楽の違う宇宙を覗く事だった。
1994年にプリンス名義で最後のリリースというアナウンスがあった「COME」までは、そんな期待を裏切らない作品を出し続けたが、以降は、今度こそ、今度こそ、と思い買い続けた。しかし、違う宇宙への窓は開かれることはなかった。本作品もまた、そんな作品。。
シーラEやウェンディー&リサがレコーディングに参加しているので、余計に期待が大きかったせいもあり、ショックが大きい。

スティーヴ・ヴァイ/サウンド・セオリーズ Vol.1&2  [][][--][--][--]
私を違う宇宙へ連れて行ってくれるアーティストのもう一人スティーヴ・ヴァイの新作は、ロックをオーケストラアレンジして行われたライヴアルバム。
いままでロックミュージシャンがチャレンジしてきた、ロックにオーケストラをプラスするというアプローチとは全然違い、ロックをオーケストラ用にアレンジし直したものだ。
バークレー音楽院で音楽を学んでいるので、ロックミュージシャンが妄想する擬似オーケストラとは全く違うのだ。
でも、バスドラ→スネア→バスドラ→スネア・・・が繰り返すリズムアレンジとクラシック的要素が合わさったものは大嫌い!

オジー・オズボーン/ブラック・レイン [][][][][--]
いやいや、ブラボー!!
トラック2のI Don't Wanna Stopは無条件でカッコイイ!
ザックのリフがヒグマの叫び声のように重く響く。AC/DCのようにマンネリ具合に迷いが無いところがキモチイイのだ!これぞいぶし銀!!!