いわゆるロックショウを見に行ったのは、結婚した年に夫婦で行った渋谷公会堂でのブラッククロウズが最後かも知れない。
スティールギターがギュインギュイン鳴り、ハモンドが歪みまくり、サイドワインダーのようなハスキーボイスで歌い上げる。
ロックはそこにあって、我々もロックそのものだった。
首の断面積と同じ太さのエネルギーが、脳天からそのまま天空に突き上げていくような、その純粋な力を感じているだけで幸せだった。
明日とか、金とかどうでも良かった。
あれから数年。
ロックショウではなく、TSUTAYAのマジレンジャーショーに朝から見に行った。
息子がマジレッドと握手していた。